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果実・甘夏栽培の取り組みと課題




1.取組みのきっかけ


私本人が中学生ころ、父親が散布した農薬のかかった野菜を食してから10年間ばかりアトピー性皮膚炎にかかり、現在でも農薬アレルギー、過敏症体質になっている。平成元年頃から父親の既成農業と私のめざす有機農業に切り替わるまで10年戦争があった。地球環境の汚染と、浄化能力の低下、海洋汚染、養殖漁業にウイルス等病害の多発は十数年前から言われていながら、その対策はまったく進まず、旧態依然農薬、化学肥料依存農業がつづいている実態だった。
近年、行政が環境にやさしい農業に力を入れるようになったことは、喜ばしく思います。

※ 現代の子供たちのアトピーの蔓延を危惧している、食の安全が脅かされている。別の言い方をすれば少しづつ ゝ、毒をもられているようなものとならないことを願うものです。

2.栽培技術の特徴(土づくり技術・農薬削減技術・化学肥料削減技術)

草炭とハイミクロ(チャコール(木炭粉末)に土着菌を培養固着した有用微生物資材)を主体とした、有機・微生物農法。年間の防除は基本的にマシン油2回のみ。除草は、雑草の有効利用(有機物循環)のため、年間2~3回草刈機による刈り取り。

3.生産面での課題および展開方向

ハダニ、カメムシ等有害虫の発生はほとんどない、無病果とするのは非常に困難であるも可能性は実証できたと思う。あとは黒点病を克服できれば言うことない。無農薬での黒点病克服の努力研究は続けているも悪戦苦闘の現状。
時代を読み、一部の園を体験型農業へいつでも切り替えられる体制も進めていく。

4.販売面での課題および展開方向

販売のための生産量が足りない。あとは黒点病さえ克服できれば秀品率が良くなるのだが・・・
勇気を持って特別栽培以上の取り組みをする農家が増えてくることを望みます。

5.その他

年間マシン油2回のみ、ほとんど無農薬栽培暦3年になったが黒点病の克服は、いまだ困難でありますが、農薬を使わずに対処できる情報を得ましたので、本年はそれを実施してみます。

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佐賀県唐津市呼子町加部島
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